今回はアフィリエイトという事業で、どこまで経費を使えるのかを私の経験や聞いた話などから考えてみたいと思います。
ただ私はもろもろ税理士さんに任せているので詳しくありませんし、最終的には税務署がNoと言えばNoになります。
絶対に経費で落ちるかどうかはわからないので、心配な方は税理士さんに相談してください。
アフィリエイトで経費で落ちるもの
まずアフィリエイト事業を行う上で必須なものは経費になります。
例えば
- ドメイン代
- サーバー代
- ワードプレスのテンプレート
- 勉強するための本や教材
- 記事を書いてもらうための外注費
- インターネット代(個人の場合は按分の可能性あり)
- パソコン・キーボード・マウス代(個人の場合は按分の可能性あり)
- 商品紹介のための商品購入代金(証明できるサイトが必要/個人の場合は按分の可能性あり)
などなど。
商品レビューのための商品代金やインターネット代も経費にはなりますが、個人の場合は按分(プライベートで使用するかもしれない割合分は経費から引かれる)になる可能性もあるので注意してください。
その他、アフィリエイトの仕事をするうえで必要になってくる経費
その他の経費として認められるものは
- 携帯代(個人の場合は按分の可能性あり)
- 机・椅子・プリンター・筆記用具・コピー用紙などオフィス用品(個人の場合は按分の可能性あり)
- 家賃(個人の場合は按分の可能性あり)
- アフィリエイトサイト作成のための交通費や滞在費(個人の場合は按分の可能性あり)
- 車(個人の場合は按分の可能性あり/数年間にわたって経費計上)
- 会議費(個人の場合は不可な可能性あり)
等ですね。
家賃がどこまで経費で落ちるかは既に知っている方も多いと思いますが、仕事に使っている空間分だけ経費になります。
個人事業主の方が自宅兼事務所で家賃を払っている場合、100㎡の家で30㎡だけ仕事に使っているなら家賃の30%が経費になります。
なお食事代については、だれかと仕事をした場合のみ経費で落とせます。
その際は領収書をもらうのはもちろん、誰と何の話をしたかまでメモしておきましょう。
アフィリエイトの経費で落ちないもの
これはプライベートの割合が極めて大きい物や、完全に仕事と関係ないものです。
たとえば布団・ベッド・枕などの寝具や、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどの家電、スーツやビジネスシューズ、バッグなども経費では認められません(逆に名詞などは経費になります)。
また仮に旅行ブログで取材として現地の食事をしても、一人で食べる分には経費では落ちません。
理由は全て、「プライベートでも必要だから」です。
「アフィリエイト関係なくても、飯は食べるやろ」ってのが言い分ですね。
アフィリエイトの経費の認められる割合を増やすには、証明資料が必要
アフィリエイトは元手がかからない分、経費として上手く扱えば生活はかなり楽になります。
例えば
- 子育て中の主婦の方が「子育てブログ」をアドセンスを貼り仕事としてやれば経費になりますし
- 趣味を持っているサラリーマンの方が吹くぐ行として趣味ブログを開設すれば、仮に赤字が出ても経費になり、還付金としてむしろお金が返ってくる
こんなケースもあります。
でも、当たり前ですが何でもかんでも経費になるわけではありませんし、アフィリエイトでどこまで経費になるかは、しっかり仕事のために購入したのかどうか証明できるものを、どれだけ残せるかどうかも重要です。
アフィリエイトの経費と認められるために領収書を取っておくだけでは足りません。
例えば旅行で交通費を経費にしたいなら、
- その旅行は何を調査するために行くのか、どこで何をするのかという”旅のしおり”
- どこで何をしたのか、実際にわかるような画像付きのウェブサイト
等です。
基本的に税務署がNoと言えばNoで税金を支払う羽目になるのですが、あまりにやり方があくどいと税務調査が入ったり、過去5年分をまとめて払えと言われることもあります。